東日本大震災で実家が被災したのを機にわが家で母と同居がスタート。
母と同居して驚いたことは、一緒に買い物に行っても疲れやすく
しゃがみ込んで休んだり歩く体力が衰えていたこと。
また慣れない土地に来て付き合いも減り
気持ちが沈みがちで本人が自覚するほど物忘れが多くなっていたことです。
母は当時をふり返って
「約1ヶ月間の避難所生活では あまり動くことなく 役割がなく 趣味を楽しむ時間もなくなり 話しをする機会が減って ただ一日をボーっと過ごしていた」 と話します。
元気な母の印象が強かっただけに
体力低下 物忘れ 気持ちが沈んでいる様子を見てさみしく思ったのを覚えています。
と 体って正直! 体力的にも精神的にもいろんな機能が低下することを実感しました。
身体だけでなく頭も心も元気でいることの大切さを強く感じた出来事でした。
そんな経験から 健康体操教室ではボールやタオル モビバンなどのツールを活用しながら
を取り入れ頭と体を刺激しながら 「楽しい!気持ちいい!機能的な健康体操!」を目指し行っています。
「頭と心と体を元気に」 そんな居場所となって 頂けるよう活動しております。
「みんなに会えるのが楽しみ」と健康体操に参加され周りの方に元気を与えています。
リズム体操で軽やかにステップ踏まれて「気持ちが明るくなる〜」と体調と うまく付き合って楽しまれています
のびのびと水中運動を楽しまれ動ける喜びを感じておられます。
プールで力強く運動され13年!体力つけてお元気皆さんの憧れの的です。
エアロビクスで一緒に汗を流してます。お一人暮らしでこの場所があるから救われたと話しています。
「こんなふうに歳を重ねたいな」 と見習うところいっぱいの御長寿の方々から 毎日元気を頂いています。
高齢者の方に限らず 体力面や精神面の低下予防 社会とつながる場として 一歩外へ出るきっかけに運動を通してお役に立てたらと思います。